英語力をアップさせるためには、どれだけ英語の環境に身を置くことができるかが大事です。英語の勉強ももちろん大事なのですが、英語の環境に身を置くことができれば、毎日の生活自体が英語の勉強になります。
そういう意味でいうと、留学や海外赴任で海外生活を送ることができれば、英語力はぐんぐんアップします。しかし、諸般の事情から留学や海外赴任できない場合の方が多いと思います。
でも、あきらめることはないです。日本でも工夫すれば結構英語の環境は作れるものです。ここでは、日本に居ながら効率的に英語のシャワーを浴びる方法をご紹介します。
英語を日常的にリスニングする
YoutubeやTEDなど、面白い英語のソースはいたるところに「無料」で存在しています。スマートフォンがあれば、いつでもインターネット上の良質な英語に触れられますので、日常的に英語をリスニングすることは簡単です。
また、シリーズ物の海外ドラマのDVDを英語で見るのも良いでしょう。DVDですと字幕の切り替えも簡単です。
テレビをよく見る方や、流しっぱなしにする方は、副音声で英語音声がある番組か、前述のBBCなどの海外放送を優先的に見るようにしましょう。
わたしは最近はほとんどテレビをみなくなった(みてもせいぜい1週間に1~2時間位)のですが、見る時はNHKのWORLD NEWSや、BBCなどを見ています。
パソコン、スマートフォンの英語化
海外赴任中や帰国してしばらくの間ずっと、パソコンはすべて英語モードでした。これ、結構慣れると頭の中が英語モードになります。PC、スマホは設定で英語表記にできますので、英語バージョンで使いましょう。最初は慣れないかもしれませんが、だんだんと英語版の操作に慣れてきます。
PCやスマホの操作パネル等に使われる英語は簡単なものですが、英語を日常的にパッとみて認識し、PCやスマホを操作することの繰り返しによって英語に慣れていきます。
また、ブラウザを開いたときのホームページも、英語のサイトが良いでしょう。アプリも英語版がおすすめです。スマートニュースを英語バージョンにする方法は以前紹介しました。
あと、TwitterやFacebook、LinkedInなども英語で使うのがおすすめです。プロフィールやコメントなども英語にして、全世界に発信しましょう。最初は使いにくいかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
英会話カフェを利用する
英会話教室に通うよりも気軽な感覚で利用できるのが、英会話カフェのメリットの一つです。私は予約不要の英会話カフェを仕事帰りの気が向いた時に利用しています。
国際交流センター等のイベントに参加する
大学や地方公共団体の国際交流センターでは各種国際交流イベントを開催しています。外国人と英語で会話するチャンスを増やしましょう。
ホームステイのホストファミリーとして外国からの学生を受け入れる
子供時代、ホームステイのホストファミリーとして外国からの学生さんを受け入れたことがあります。当時は子供でしたから英語力アップというよりは、耳を馴らしたり、外国人に慣れるといった程度のものでした。しかし子供時代の経験は私にとって大きかったみたいで、外国語や異文化に興味を持つようになり、大人になって海外で仕事をするきっかけにもなりました。ちなみに当時の学生さん、日本がすっかり気に入ったようでちょくちょく日本に遊びに来ます(笑)。あれから数十年経った今でも交流が続いています。
英語を使う仕事に転職する
外資系企業の社員など、英語を使う仕事は国内でも結構あります。職場では、ネイティブの外国人も多く、日常的に英語を使って仕事をするので、自然に英語力が身に付きます。
また、国内企業でも、外国人比率が高いところや、外国とのやりとりで英語を使う部署があります。そのような会社に転職するか、今の会社で部署を変わるという手もあります。
転職だと、外資系に強い転職サイトに登録するか、外資系に強い転職エージェントからの紹介を受けるのが確実性が高いでしょう。